北海道大会の健闘を誓った桜蘭中野球部メンバー

　室蘭桜蘭中野球部（遠藤孝行監督、２５人）は、第４１回全日本少年軟式野球北海道大会（１３～１５日、中標津町ほか）を前に練習に励んでいる。選手らは「一戦一戦を大切に戦いたい」と気を引き締めている。

　先月行われた室蘭支部大会では、準決勝が１３－６で登別明日、決勝が登別ビックフラップオーシャンに９－０でそれぞれ快勝した。川島桜春主将（３年）は「室蘭地区代表として全道でも頑張りたい」とし、「走塁の意識が高いところがチームの良さ。さらにバッティングで点数が取れるチームを目指したい」と全道に向けて決意を語った。

　練習はチーム力の特長を生かした走力をはじめ、バッティングではクリーンアップの強化や次のプレーを予測した動きを大切に行っている。

　遠藤監督は「３年が調子を上げて、チームのバランスが良くなった。全道大会に出て活躍するのが目標。一つでも多くつながるようにしたい」。さらに「大会会場まで７時間の長距離移動だけに、選手の体調管理にも気をつけたい」と話した。

　初戦は１３日。根室支部の代表チームと別海町営球場で対戦する。野球部は１２日に出発する。

北海道大会を前に基本の動きを確認するメンバーら