道内各地の人気パン店が集まる「おさんぽまるしぇ　パンフェス」が１０日、苫小牧市若草町のネピアアイスアリーナで開かれる。キッチンカー出店や雑貨販売もある。子連れでも安心して利用できるようイートインスペースや、助産師が常駐する女性向け休憩室を開設する。

２回目のパンフェスをＰＲする岩本さん（左）ら

　建築業ＴＯＵＭＥＩ（桜木町）と、市内在住のイラストレーターマイコさんが主催。アリーナ内では、サンドイッチとパンのお店ＢＯＮ（苫小牧）、日々（札幌）、天然酵母の蒸しパン屋リアン（室蘭）、森のパン工房ウタリ（北広島）、いしかわぱん（空知管内長沼町）といった人気２０店舗が出店し、パンや焼き菓子、スコーン、コーヒーなどを販売する。

　屋外にはキッチンカー１０台が並びハンバーガーやピザ、揚げパンなどを売る。手作り雑貨の販売ブースも設ける。

　会場では、市内の助産師中田知穂さんの協力で「ママイベント」を同時開催。女性向け休憩室で中田さんが育児相談に対応する他、ヘアメーク、占いなどの体験ブースが登場する。

　ＴＯＵＭＥＩは、同社の敷地内や公共施設などで雑貨販売の「おさんぽマルシェ」を重ねてきたが、より多くの市民が楽しめるイベントに―と３月、市民活動センターでパンフェスを初開催。来場者数が想定を上回り、パンを購入できない人も出たため、大きな会場で規模を拡大して開催する。

　自身も子育て中というマイコさんは「親にとって乳幼児連れの外出は大変だが休憩室や授乳室もあるので、安心して来場してもらえれば」と話す。

　午前１１時～午後４時。駐車場はアイスアリーナ隣の中央公園。

　問い合わせはＴＯＵＭＥＩの岩本さん　携帯電話０８０（９５２３）２２５７。