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苫小牧民報

三星ともりもと 銘菓をセット販売 ハスカップ認知拡大へ連携

苫小牧市糸井のパン菓子製造・販売三星と、千歳市の同もりもとが31日まで、ハスカップを使った両社の銘菓をセットにして販売している。ハスカップの認知拡大を目指す初の連携で、三星の「よいとまけ」、もりもとの「雪鶴」を詰め合わせにした。

初めてセット販売している「よいとまけ」と「雪鶴」

 いずれもハスカップスイーツを主力商品とする両社は「北海道のハスカップに魅了され、大切に考え、商品化していることに親和性を感じ、企画の実現に至った」と共同でコメント。ハスカップの認知拡大や価値の向上につなげる狙いで、異色のコラボレーションとなった。

 「よいとまけ」は誕生から70年、「雪鶴」は同52年のいずれも看板商品で、詰め合わせは各1個入り380円など。三星が胆振・日高管内の17店、もりもとが札幌市や千歳市、新千歳空港などの21店で取り扱い、両社は「商圏のかぶりは少なく、双方で売るメリットも大きい」と強調する。

 三星は12~31日に「ハスカップまつり」を、もりもとも31日まで「旬を楽しむハスカップ収穫祭」を実施し、今が旬の道産ハスカップをアピール。両社は「北海道の宝であるハスカップをこれからも維持できるよう、地域活性化につなげていく」としている。

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