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日高報知新聞

元気な暮らしサポート ふまねっとサポーター フォローアップ研修会【様似】

講習会で指導方法などを再確認するサポーター

【様似】町民の介護予防に「ふまねっと運動」を取り入れている様似町は6月27日、町保健福祉センターきらくで「ふまねっとサポーターフォローアップ研修会」を開き、サポーターや町の保健師など15人が参加した。

 町は高齢者の介護予防と健康維持などを目的に、毎週月、水、金曜日に保健福祉センターきらくなどを会場に「通いの場」を設け、筋力や口の機能を高める「いきいき・かみかみ100歳体操」や様似観光音頭を取り入れた「様似よいとこ体操」などを町民のボランティアサポーターの支援を受けながら実施している。

 足をひきずらないように歩く習慣を身に付ける「ふまねっと運動」は、約50㌢四方の大きなマス目でできた網を床に敷き、その網を踏まないようにあるく運動。足を上げ下ろしする運動を継続して行うことで、高齢者の認知機能と歩行機能の改善に効果があるとされ、様似町では2016年(平成28年)から取り入れている。ふまねっと運動の支援、指導を行うサポーターはNPO法人ふまねっと(札幌市)の講習を受けて認定され、様似町では現在19人のサポーターがボランティアで活動している。

 この日、講師を務めたふまねっとの樋口郁子さんが、「参加者の前では笑顔であいさつ」、「大きな動作で参加者に手本をみせる」、「参加者と同じ目標を共有して」などサポーターとしての基本的な心構えなどを説明。参加者が交代で高齢者役とサポーター役に分かれ指導方法などを再確認した。

 講習会に参加したサポーターの千葉滋子さん(74)は「事業が始まった当初からサポーターとして活動し、現在は仲間4人で月2回ほど活動している。講習会は毎回が勉強になり、今回も参加できてよかった」と話した。

 また、午後からはサポーター養成講習会が開かれ、新たに8人がサポーターに認定された。

 町保健福祉課作業療法士の小林ゆいさんは「体を動かして、元気で楽しく暮らしていけるように『通いの場』を利用してほしい」と参加を呼び掛けている。

 「通いの場」は月曜日に保健福祉センターきらく、水曜日に緑町生活館、漁村センター、大通公住会館(月2回)、金曜日に西町会館。時間はいずれも午後1時30分~午後3時。参加無料。

 問い合わせは町保健福祉センターきらく(☎0146・36・5511)へ。

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