厚真町フェア開催 町観光協会と新日本海フェリー 船内でハスカップなど販売
厚真町観光協会(池川徹会長)と新日本海フェリー(本社大阪市)は、同社が運航するフェリー2隻で8月14日まで「厚真町フェア」を開催している。ハスカップやトマトなど町の特産品を生かした商品約50種類を販売する。
販売する商品は、ハスカップゼリーやジャム、あづまジンギスカン、燻製(くんせい)カシューナッツなど。同社などによると、船内の売店では、町産ジャガイモを使用した洋菓子やハスカップソースを味わえるアイスが人気という。
同フェアは昨年初めて実施し、乗船客に好評だったため今年も実施を決めた。6月28日には、同協会の池川会長が初めて、高さ約70センチのハスカップの木3本を同社苫小牧支店の本間裕支店長に贈った。同社のフェリー「らいらっく」(1万8229トン)と「ゆうかり」(同)の船内、苫小牧東港フェリーターミナルに配置する。
ハスカップの収穫期を迎え、実の付いた木を乗船客に見てもらうことで、厚真町をアピールしたい考えで、同ターミナルに接岸していた「ゆうかり」の船内で引き渡し式が行われた。
池川会長は「厚真産ハスカップの木が海を渡るのは初めて。まちのPRに役立ててほしい」と願う。同支店は「ハスカップに関心を持つ方が多い。地域連携の一環として、厚真の特産品をアピールしていく」と説明した。
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