砂の帝王誕生に「万歳」 キングズソード生産の日進牧場【浦河】
26日に大井競馬場で行われた第47回帝王賞(中央・地方交流GⅠ)で優勝したキングズソード(牡5歳)を生産した浦河町西幌別の日進牧場(谷川彰久社長)では27日、関係者らが訪れ勝利の喜びに沸いた。同馬はGⅠ2勝目。浦河産馬は3年続けて帝王賞を制した。
同牧場は、1962年創業。生産・育成を手掛け、現在は15人の牧場スタッフで、約20頭の繁殖牝馬を繋養している。GⅠ勝利は、1977年の天皇賞・秋を制したホクトボーイ、85年の皐月賞と菊花賞、87年の天皇賞・春を制したミホシンザン、99年の高松宮記念を制したマサラッキがいる。キングズソードは、昨年11月のJBCクラシック以来GⅠ2勝目。
キングズソードは、外の好位から直線に入ると、抜群の手応えで先頭に立つと、2着馬を突き放して快勝した。
当日、谷川社長(53)は現地で観戦。自宅でレースを見守った先代の谷川利昭会長(81)は「鮮やかな勝ち方で喜んでいる。気持ちにムラがある馬で当日もふたを開けてみないと分からなかったが、パドックから気合が入っていて、レースは鮮やかな勝ち方をしてくれた。新馬戦以来の騎乗となった藤岡騎手との相性も合っていた。先々が楽しみ」と喜んだ。
レース翌日の27日には、池田拓浦河町長、ひだか東農協の桑田美智代組合長、日高軽種馬農協、浦河町軽種馬生産振興会などから関係者がお祝いに駆け付け牧場スタッフと約20人がキングズソードの優勝を喜び笑顔で万歳した。
池田町長は「これから新馬戦の時期を迎えるが、この調子で浦河産馬に活躍してほしい」、桑田組合長は「この勢いに乗って浦河産馬が勝ち、浦河が元気になってくれたら」と期待した。
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