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函館新聞

7721人が初夏の函館走る 函館マラソン いかめし、ガゴメ昆布など堪能【函館】

沿道からの声援に手を振って応えながら力走するランナー(金堀町、午前9時45分ごろ)=山崎純一撮影

 2024函館マラソン(函館市、市教委、道南陸上競技協会など主催)が6月30日、千代台公園陸上競技場を発着するコースで開かれた。7721人が出場し、函館の街並みと初夏の風を感じながら駆け抜けた。

 過去最多の8697人(ハーフ5084人、フル3613人)がエントリー。開始式で、大泉潤函館市長は「声援を背に、楽しみながらゴールを目指してほしい。完走後は温泉や夜景、グルメなど、函館の魅力を心ゆくまで堪能して」とあいさつし、号砲を鳴らした。

 ハーフは午前9時、フルは同9時10分にスタートした。ランナーたちは海を見渡す漁火通りや金森赤レンガ倉庫など、函館の美しい風景の中を快走。沿道や競技場では大勢の観客がエールを送った。

 水やフードなどを提供するエイドステーション(補給所)は14カ所設けられ、ランナーをサポート。フィニッシュ後にはメロン、公園内の「おもてなしフェスタ」では、函館牛乳やガゴメ昆布を使ったみそ汁が振る舞われた。ランナーが8種から選べるメニューのブースでは「いかめし」や「やきとり弁当」といった道南の名物が並び、参加者が舌鼓を打った。

 ハーフの男子は吉田響選手(創価大)が大会新記録で制し、女子は細田あい選手(エディオン)がトップでゴール。フルの男子はガンドゥ・ベンジャミン選手(米沢市役所)が制し、女子は沢畠朋美選手(さわはた~ず)が大会記録を更新して優勝した。

 完走者はハーフ4485人中4350人(完走率97・0%)、フル3236人中2903人(同89・7%)で、全体の完走率は93・9%だった。函館市の最高気温は26・8度(午後0時42分)を記録した。

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