標茶町の特産品が大集合する「しべちゃフェア２０２４」（実行委主催）が１６日まで、イオンモール釧路昭和１階の食品売り場前中央通路で開かれている。１０年目を迎えた今年は、関係者が背中に町のマスコットキャラクター「ミルクックさん」「ハッピーくろべえ」を描いたそろいの法被を着て、標茶が誇る乳製品や肉、スイーツなど特産品の魅力を発信している。

　同フェアは、町外の人たちに標茶の特産品をＰＲするとともに、生産者同士の交流にもつなげようと、当時の町商工会青年部と若手酪農家が中心となって２０１４年にスタートした。今回は、ポロニ養鶏場のプリンや長坂牧場のナチュラルチーズ、風牧場のヨーグルト、ミルキークラウンのクレープ、エフシーエスの「星空の黒牛」など毎年人気の特産品が並んだ。標茶高校のブースでは、生徒が生産した乳製品やビーフジャーキーなど肉製品が売り切れる人気だった。

　応援に駆け付けた佐藤吉彦町長は「フェアも１０年目を迎え周知されてきた。多くの人に標茶産品の良さを分かっていただきたい」と来場を呼び掛けていた。１６日は午前９時～午後６時まで開催する。

佐藤町長とマスコットキャラクターが出迎えるしべちゃフェア