絵本の読み聞かせに聞き入る参加者たち

【新冠】町内朝日の就労支援事業所Ｂ型・Ｃａｆｅゆるり（特定非営利活動法人・みんなの家ひだまり、代表杉田友子）で12日、オレンジカフェ「大人のための絵本と紙芝居の時間＆茶話会」が開かれ、参加者は紙芝居や絵本を楽しんだ。

　Ｃａｆｅゆるりでは、２０２０年１月から高齢者を対象に認知症カフェを開設。動物カルタやチェンバロ（鍵盤楽器）、マンドリンの演奏会、スイーツ作り体験などを実施してきた。

　長年、朝日小学校（４月に閉校）で読み聞かせ活動を行っていた「ライラック」のメンバーがボランティアで参加し竹内朝代代表、古川紀子さん、福田曉子さん、筒田凡枝さんが紙芝居は「ゲンさんのてんのぼり」、絵本は「ぼくだってとべるんだ」「ねこのさら」「奇跡の樹」を朗読した。

　町内から参加した主婦は「子供のころに見た紙芝居を思い出す。年を重ねた今、絵本の内容を聞き、思いが深まる」と笑顔で話した。

　カードゲームを楽しみ、休憩タイムの茶話会では、おしゃべりの楽しい時間を過ごしていた。

　筒田さんは、次回の７月10日は「夏野菜カレーを作ろう！」を企画しており、「気軽に参加して、楽しい時間を過ごしてほしい」と参加を呼び掛けていた。送迎にも対応。問い合わせは、Ｃａｆｅゆるり（☎０１４６・４７・３７６２）へ。