楽しい「くじ引き」に集まった子どもたち

【日高】Ｈｉｄａｋａ　Ｌｅｔ‘ｓ　Ｐｌａｙ　Ｃｌｕｂ（中野欣庭（シンティン）代表）主催の「ＬＯＣＡＬ　ＭＡＲＫＥＴ」が２日、門別緑町の日高ポニーばん馬会場で行われた。

　同クラブは、子どもたちが遊んだり楽しみながら自主性や創造性を育てる活動や子育て中の家族との交流やつながりを大切にし、子どもたちにとってより良い地域づくり活動を進めている。「ＬＯＣＡＬ　ＭＡＲＫＥＴ」は２０２０年（令和２年）に始まり今年で４年目。

　会場にはＪＡもんべつのピーマンやホウレン草、ワラビ、フキ、水菜、新ひだか町のおひさまマルシェから地場産のサツマイモを使った焼き芋、ニンジン、キャベツなど新鮮な野菜が並んだほか、クレープ、たい焼きのキッチンカー、薫製など美味しいものがずらりと並んだ。

　フリーマーケットは介護予防で昼食や茶話会など各種事業を行っているもんちゃんの家の「さくら会」、「キッズフリーマーケット」が出店。子どもの大好きな「くじ」の店もあり、子ども連れの客が次々と来店した。

　門別小５年の中江陽（はる）くんは「初めてフリーマーケットに出店した。恐竜のフィギュアなど自分がいらなくなったものを持ってきた。他の人が必要と思って買ってくれてうれしい。いい感じで売れている」とニッコリ。来場した人は「友達にさそわれてやってきた。焼き芋や薫製などがあり来て良かった」「熱意を感じました。次回もまたきます」と話していた。

　代表の中野さんは「あくまでも儲けは考えていない。子どもたちが前向きに行動できる力をつける一つの機会としたい。地域の親同士の交流の場になればうれしい」と話した。

　第２回は７月15日に「海岸でごみ拾い」、第３回は８月11日にばん馬競争とマーケット、第４回は９月８日の開催を予定している。

　問い合わせは、中野さん（☎０８０・４６６６・８９８５）へ。