北斗産トマト出荷始まる 道南最大の産地【北斗】
【北斗】道南最大のトマト産地、北斗市で選果と出荷が始まった。今年度は3600トンの出荷量を見込み、11月中旬まで稼働する。生育は順調で、大玉で栄養満点のトマトが選果機のレーンを次々と流れ、パート従業員が手際良く箱詰めしている。
JA新はこだて北斗営農センターによると、市トマト共同選別施設(市中野通)は、昨年より2日早い5月20日に稼働。現在は日量1000ケース(1ケース4キロ入り)を選果し、1日からは休みなしで稼働、道内をはじめ、関東や関西方面に出荷する。今月下旬~7月上旬のピークには同5000~6000ケースに増える。
品種は半促成トマト「れおん」で、7月下旬から夏秋トマト「麗夏」「れおん」に切り替わり、8~9月にもう一度ピークを迎えるという。
市野菜生産出荷組合とまと部会(岡村栄士部会長)は104戸、37・3ヘクタールに作付け、出荷量3600トン、販売高12億円を目指す。
同センター生産施設課の田中義剛さん(19)は「北斗産トマトは長期出荷ができ、大玉で棚持ちが良く食味も良好。ぜひ手に取って食べてほしい」と話している。
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