堀内会長のリードでラジオ体操を行う参加者たち

【平取】「第40回振内町民ラジオ体操１００日大会」が５月24日、午前６時半から振内町民センター前で始まった。この日はあいにく雨だったため青少年会館で行った。

　早起きして駆け付けた老若男女36人が爽やかな汗を流した。振内自治会・振内スポーツ協会主催。

　同地区のラジオ体操は１９８５年（昭和60年）から実施され、今年で40回目を迎えた。５月24日から８月31日までの１００日間行われる。振内町民センター前と雨天時は青少年会館で行われる。

　松田拓美教育長は「今年で40周年を迎える。各町では行われなくなっており、現在まで続くことは珍しく素晴らしい。ラジオ体操第１と第２を合わせると約６分半。約４００カ所に刺激を与え健康づくりに良いと科学的にも証明されている。爽やかな朝を迎え、健康づくりのためにも頑張って来てください」とエールを送った。

　振内スポーツ協会の堀内敏明会長のリードで、ラジオ体操第１と第２を伴奏に合わせてゆっくり全身を動かした。

　振内自治会長の奥村寛行さんは「昭和60年から始まった恒例の事業。先代の人が残してくれたラジオ体操。１００日で毎年延べ３６００人を超えている。人口も減ってきているのでキープするのは難しいかも知れぬが、健康維持のため、地域の方々とのコミュニケーションを取り、あいさつをして１日が始まる。何とか継続していきたい」と話した。

　最後にスタンプをおしてもらうカードを各自持ち帰った。個人の達成に合わせた商品券が当たるという。