JA十勝清水町(氷見隆雄組合長)は、清水産ニンニクを原料にした新商品「十勝熟成黒にんにくペースト」(1300円、瓶詰め100グラム)を開発した。サツドラ十勝清水店内の同JAアンテナショップではすでにプレ販売を開始。6月中旬から十勝管内のスーパーなどで販売する。
同JA初のニンニクのペースト商品。約30日間熟成した黒ニンニクを使用することで臭いが軽減され、ドライフルーツのような甘みが感じられる。皮をむく面倒な作業が省け、肉のソースやカレーの隠し味など料理にも使い勝手がいい。
安心・安全な食品にこだわり、開発に約1年をかけた。商品は無添加で、殺菌の過程やペーストのなめらかさを求めて工夫を重ねた。同JAによると、ペーストには、生ニンニクには少量しか含まれず、体の酸化を防ぐ作用があると言われる「S-アリルシステイン」を含んでおり、健康志向の消費者にもお薦めできるという。
農産課の担当者は「清水のニンニクをよりおいしく、食べやすくしたいと開発した。食生活の一部に加えてもらい、毎日みなぎった生活を送っていただければ」と話している。
関連記事
生育良好、オロフレトマト出荷【壮瞥】
【壮瞥】壮瞥町幸内で温泉熱を活用して育てられた、オロフレトマトの出荷が今年も始まった。真冬でも温暖なハウスで丹精されたこぶし大の真っ赤な実が、道内の消費者に届けられる。 生産を手がけるオロ...
十勝和牛弁当 都内で発信 2万9000円のステーキも【東京】
十勝和牛振興協議会肥育部会(蛯原一部会長)は22日、都内の東武百貨店池袋本店で開催中の「ぐるめぐり 冬の大北海道展」で十勝和牛の弁当販売に協力し、消費者に魅力を伝えた。 十勝和牛に着目し...
「しほどら」販売好調 地元素材でふんわり チアーズ【士幌】
士幌町内のまちづくり会社「CheerS(チアーズ)」が新商品のどらやき「しほどら」(216円)を開発した。昨年11月下旬の販売開始から約1カ月で1000個以上売れたという。同社は「新たな特産品...
ビジュアル系「豆」おにぎり ヘルシー5種類、冷凍で販売【本別】
本別町友好大使で、札幌市内の豆料理専門店「Mame Kitchen Hokkaido」を営む谷口まどか代表が、本別町産の大正金時や小豆などの豆を交ぜたヘルシー冷凍おにぎりを商品化した。SNS映...
芽中生発案の菓子3品を商品化 まさおかで24日発売【芽室】
芽室中学校の3年生3人が考案した菓子を芽室町内の「お菓子のまさおか」(東1ノ2、正岡崇代表)が商品化し、24日から販売する。昨年に続く2回目の試みで、今年も芽室の特産品を原料に使用した特徴ある...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
2医療系廃棄物収集にEVトラック導入 西武建設運輸、脱炭素化へ【函館】
3世界変える半導体作る ラピダス本部長ら講演、室工大でセミナー【室蘭】
4あれ?室蘭港内で…スケソウ好調 高い海面水温、岸壁に姿現す【室蘭】
521日から GLAY公演に合わせ1日乗車券発売【函館】
-
1
岡田有未さん、高橋初奈さん ミスシンザンに選出 「浦河の良さを伝えたい」【浦河】
2宮沢賢治の研究成果まとめる 「銀河鉄道の夜」再検証 土井さん冊子作成 むかわ
3毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
4無印良品、初進出 モルエ中島、来秋オープン予定【室蘭】
5二十歳、未来へ決意 函館市など道南2市5町で式典【函館】