北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

プロの味、親子ら舌鼓 こども食堂おにっ子2周年、登庖会が地場産使い調理【登別】

地元の食材を使ったプロの料理を味わう子どもたち

 登別更生保護女性会(山田則子会長)が運営する「こども食堂おにっ子」が19日、登別市登別港町の市観光交流センターヌプで開かれた。活動を開始してから2周年を記念して、登別温泉調理師登庖(とうほう)会(渡辺晃紀会長)が地元の食材を使ったプロの料理を提供した。

 こども食堂おにっ子は2022年5月に開設され、毎月第3日曜日にヌプで食事のほか、子どもたちが気軽に遊べるプログラムを実施している。

 登庖会は1周年のときも料理を提供しており、今回は3月に食のSDGs(持続可能な開発目標)をコンセプトに開店した「みらいレストラン」の益金を活用して料理を提供した。

 メニューはホテルゆもと登別料理長の渡辺会長が考案した「噴火湾産ホタテの海鮮あんかけごはん」「登別温泉市場のタラコ入りポテトサラダ」「のぼりべつ豚とキャベツの卵スープ」「デザートバイキング」。

 来場した約40人の親子らが料理に舌鼓を打った。井上洸司君(登別小3年)は「タラコの辛さがおいしかった。(子ども食堂は)みんなと遊べるのが楽しい」と感想を話していた。

 渡辺会長は「子どもたちに地元のものやホテルの料理人が作ったものを食べてもらいたかった」と話し、山田会長は登庖会の協力に感謝し「回数を重ねるごとに来る人が増えている。顔なじみが増えて、楽しみにしてもらっている」と活動の意義を話していた。

 この日は食事の後にボッチャ体験が行われた。

フルーツやケーキのデザートバイキングを楽しむ子どもたち

関連記事

十勝毎日新聞

「しほどら」販売好調 地元素材でふんわり チアーズ【士幌】

 士幌町内のまちづくり会社「CheerS(チアーズ)」が新商品のどらやき「しほどら」(216円)を開発した。昨年11月下旬の販売開始から約1カ月で1000個以上売れたという。同社は「新たな特産品...

十勝毎日新聞

ビジュアル系「豆」おにぎり ヘルシー5種類、冷凍で販売【本別】

 本別町友好大使で、札幌市内の豆料理専門店「Mame Kitchen Hokkaido」を営む谷口まどか代表が、本別町産の大正金時や小豆などの豆を交ぜたヘルシー冷凍おにぎりを商品化した。SNS映...

十勝毎日新聞

芽中生発案の菓子3品を商品化 まさおかで24日発売【芽室】

 芽室中学校の3年生3人が考案した菓子を芽室町内の「お菓子のまさおか」(東1ノ2、正岡崇代表)が商品化し、24日から販売する。昨年に続く2回目の試みで、今年も芽室の特産品を原料に使用した特徴ある...

十勝毎日新聞

忠類たっぷり ユリ根入りあんパンいかが 帯南商高生考案【幕別】

 帯広南商業高校の生徒3人が、幕別町内の道の駅忠類と協力し、忠類の特産品であるユリ根を使ったあんパンを開発した。新商品の「ゆり根あんバターだゾウ」(300円)は11日から、同道の駅のパン売り場で販...

十勝毎日新聞

「十勝ワインビーフ」返礼品で注目 餌にブドウの搾りかす【池田】

 黒毛和牛の繁殖や育成などを行う池田の森牧場(戸田好浩代表)は、食肉卸のコーシン(横浜市)と連携し、新ブランド「十勝ワインビーフ」を生み出した。経産黒毛和牛に十勝ワインの製造過程で出るブドウの搾り...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス