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函館新聞

「高・長・少」で商品造成 函館市がグリーン・ツーリズム推進へ【函館】

函館湾を見下ろす高台のブドウ畑でワインを楽しむ参加者(昨年9月のモニターツアー)

 函館市は今年度、高付加価値・滞在型グリーンツーリズム商品造成事業に取り組む。ワインや日本酒など函館独自の新しい農業資源を生かし「高価格で長時間滞在の旅行者を少数」を軸とした商品を造成し、今夏に有償のモニターツアーを実施する。

 市は、2022年4月に市グリーン・ツーリズム推進会議(座長・石黒侑介北大大学院准教授、委員7人)を立ち上げ、グリーン・ツーリズム(農山漁村での滞在型の余暇活動)を通じた農業振興について議論してきた。これまで市主催で22年10月(秋)、23年2月(冬)、同5月(春)、同9月(夏)に亀尾地区やド・モンティーユ&北海道ワイナリー(桔梗町)でモニターツアーを開き、計約60人が参加した。

 今年度は高付加価値・滞在型というコンセプトは変えずに、公募型プロポーザルで決定した民間事業者による商品開発を初めて行う。事業者はコンサルティング会社「さとゆめ」(東京)に決まった。商品案を作成し、受け入れ側のニーズを探るため農村での現地調査や農家へのヒアリン.グを行い、推進会議で意見聴取を行った上で、商品を新たに作るとともに有償のモニターツアーを実施。市は事業者に委託料330万円を支払う。

 旅行者のニーズは高品質な「コト、モノ、トキ」消費へと変化しており、体験や経験に趣を置いた商品提供が求められる。

 市の農業は、農家の高齢化や後継者不足で農家人口、経営耕地面積の減少が続いているが、フランスの老舗ワイナリードメーヌ・ド・モンティーユが17年に市内に進出し、ド・モンティーユ&北海道ワイナリーは今年中にグランドオープンする。また、21年には54年ぶりに新たな酒蔵「函館五稜乃蔵」が誕生するなど、国内でも希少なワインと日本酒を核とした地域づくりが進んでいる。

 市農務課は「これまで自前でモニターツアーを進めてきたが、今年度は民間が持つノウハウを活用し、さらに高付加価値なグリーン・ツーリズムを推進したい。将来的には商品の継続販売を目指す」としている。

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