流鏑馬体験を楽しむ来場者

　登別市郷土資料館（千葉光弘館長）主催の「第１回郷土資料館まつり」が１１日、片倉町の同館と周辺で開かれ、多くの親子連れらが昔懐かしい遊びや文化などに触れた。

　「わんぱくサムライ体験」として開催していたイベントで、昨年の２０回目を節目に、今年から「郷土資料館まつり」に衣替えした。

　屋内では、バードコールやアイヌ模様、竹とんぼを作って楽しんだ。屋外では流鏑馬（やぶさめ）やあぶり出し、せんべい焼きなどの体験があった。そのほか、日向ひょっとこ踊りや手作り品の販売も行われた。

　４月１８日まで募集していた「さくら開花予想チャレンジ」には８９人から応募があり、１１人が見事に的中。抽選で５人に登別国際観光コンベンション協会の温泉グッズ詰め合わせがプレゼントされた。

　千葉館長は「だんだんと人が増えてきて、じっくりと館内を見てもらえたことがうれしい。今までとは違う新しい取り組みも人気で良かった」と話した。

　千歳町から母親と叔母と一緒に来場した後藤天翔ちゃん（４）はバードコールと竹とんぼ作りを体験。「竹とんぼは全然飛ばなくて難しい。でも楽しいよ」と笑顔だった。

せんべい焼き体験をする子どもたち