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室蘭民報

小笠原氏、5選出馬表明 登別市長選、後援会の要請受け【登別】

市長選への出馬を表明した小笠原氏

 小笠原春一登別市長(57)は9日、幌別町の鉄南ふれあいセンターで記者会見を開き、「選挙をしっかりと勝ち抜き、1期4年間をまい進できるような体力、知識を持って頑張っていきたい」と任期満了に伴う市長選(7月21日告示、28日投開票)に、5期目を目指し無所属で出馬することを表明した。市長選で出馬を表明したのは小笠原氏が初めて。

 会見は「小笠原はるいち後援会」(木村義恭会長)の主催。後援会総意の出馬要請書を受け取った小笠原氏は「皆さんの心強い応援が決心につながった。心に重く受け止めて、次期市長選への意思をたった今固めた。次のステップに向けて、出馬を表明させていただく」と決意を述べた。

 同日の拡大委員会で会長に就任した木村会長は、人口戦略会議で登別市が消滅可能性都市に入ったことから、「絶対に必要なのは即戦力、実行力、それをつなぎ合わせていく人脈で、4期という実績を積み重ねていくことが重要」と出馬を要請した理由を挙げた。

 小笠原氏は登別市出身。東京農業大卒。会社役員を経て、2008年の市長選に初出馬し、新人同士の対決を制して初当選。2~4期目は無投票で当選している。    

覚悟持って市民を守る 小笠原氏の一問一答

 -出馬を決意した要因。
 「さまざまな情報をいただく中で、消滅可能性都市というピンチをチャンスにできるのではないか。このまちの未来について、自分自身やりたいことがあるし、やらなければならないことがある。人を守る、家族を守る、市民を守るという覚悟が生まれた」

 -4期16年間の市政運営について。
 「とにかくひたむきに、市民の皆さんと面と向かって良いことも悪いことも直接聞くことができ、それを協働のまちづくりに実践することができた。災害対応では、周知活動、正確な情報発信、必要な情報共有を充実させることができた」

 -5期目の施策の重点。
 「第4期基本計画が2年後からスタートする。市民の皆さんと議論し、具体的なビジョンを示したい。災害に強い、安心安全に楽しんでいただける観光振興のビジョンや、幌別地区と登別地区の推進プランも示さなければならない。津波対策では、線路横断ができるようにJR北海道と話し、道内の海岸沿いの自治体にとって後押しになるような模範的な話し合いがしたい。消滅可能性都市については、4年間でどこまで脱却できるか、特に20~30代の女性をどのような形で増やしていくのかを考えたい」

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