浦河町公式HPが入賞 全国広報コンクール ウェブサイト町村の部で【浦河】
日本広報協会が主催し、優れた自治体の広報を表彰する「全国広報コンクール」の令和6年度の審査結果が2日発表され、ウエブサイト町村の部で浦河町の「浦河町公式ホームページ(=HP)」が読売新聞社賞を受賞した。浦河町が全国広報コンクールで入賞するのは初めて。
同コンクールは、地方自治体の広報活動の向上を目的に、各種広報作品について審査を行い、優秀団体を表彰するもので1964年(昭和39年)から実施。審査は広報紙、ウエブサイト、広報写真、映像、広報企画の5媒体10部門で、それぞれ都道府県・政令指定都市部、市部、町村部から毎年優秀作品を表彰しており、今年2月に行なわれた北海道広報コンクールで北海道からの推薦を受け参加した浦河町のHPが、ウエブサイトの部で全国から応募のあった12点から「地域の課題やニュース、人物などを積極的に取り上げ、住民の目線を生かした作品」として高い評価を受け、山形県河北町とともに読売新聞社賞を受賞した。
浦河町のHPは、2022年(令和4年)に大きくリニューアル。内容を暮らしや仕事、子育てなどの「町内の方むけ」と観光や移住、ふるさと納税などの情報を提供する「町外の方向け」に分け、必要な情報が必要な人にわかりやすく届けられるよう写真やレイアウトで工夫されているほか、日本語・英語・韓国語など7つの言語にも対応にしている。作成・管理は企画課広報広聴係の武田颯太郎係長(30)と立花一樹主事(28)が担当。役場内の各部署との調整や町内のできごとを伝えるため、更新作業はほぼ毎日行っている。
武田係長は「広報紙やHPの作成は難しい行政用語はなるべく使わないように、見やすさ、わかりやすさを心掛けている。コンクールで評価されたことは素直にうれしい。スタートラインに立ったつもりでこれからも取り組んでいきたい」と受賞の喜びをかみしめていた。
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