2日間で約3万7千人来場 第61回しずない 桜まつり 後半もイベント盛りだくさん【新ひだか】
【新ひだか】二十間道路桜並木を会場に「第61回しずない桜まつり」(実行委主催)が4月28日に開幕した。同23日にエゾヤマザクラの開花が宣言され、同27日に実行委が満開宣言した。サクラの開花は昨年より2日遅く、満開も昨年より2日遅れたが、過去2番目に早い満開で、連日、道内外から訪れた観桜客でにぎわっている。
まつりが開幕した同28日は、花のトンネル横で、新ひだかイベント出店組合から20店を超える店舗がさまざまな土産物や食べ物を販売し、多くの観桜客が来場。中でも静内農業高校の農産・畜産加工品の販売コーナーは約140人の行列となり、1時間半で完売となった。同29日は十勝管内中札内村からの出店もあった。会場周辺の一部では風情溢れる桜吹雪が見られ、二十間道路は多くの観桜客で交通渋滞した。
まつり期間後半も、龍雲閣の一般特別公開(午前9時~午後4時)が行われる。5月3日は、ポニーふれあい(午前10時~午後3時)、静高生の手作り御桜印(ごおういん)配付(午前中200枚限定)。1~3日は上から見る桜並木と雄大な日高山脈(高所作業車、午前10時~12時、午後2時~4時、大人千円、こども500円、高さ約8㍍・約5分、各先着20組)。3日は博物館長の小話 「ココ見て!龍雲閣」(午前11時~、午後2時10分~)などのイベントが続く。
二十間道路桜並木の来場者数は、4月28日1万9647人、同29日1万7409人。ゴールデンウィークはこれからが本番、さらに大勢の観桜客が訪れる見通しだ。しずない桜まつりは5月3日まで。
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