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釧路新聞

湿原マラソン募集開始 7月28日開催【釧路市】

ポスターを手に参加を呼び掛ける同マラソン実行委のメンバー

 7月28日に釧路市民陸上競技場を発着とする特設コースで行われる、釧路の夏の風物詩「第52回釧路湿原マラソン」(釧路市など主催)の申し込みが1日から始まった。同マラソン実行委員会は「より良い大会にすべく調整を進めている。ぜひ参加を」と呼び掛けている。

 湿原マラソンは、1973年から毎年7月の最終日曜日に固定して開催されている。ハーフマラソンでもフルマラソンでもない30㌔部門があることなどから人気を集めており、2014年には全国各地から4098人もの市民ランナーが湿原の地を駆け抜けた。

 「夏でも冷涼」を一つの売り文句にもしているが、2年前の50回大会は釧路市中心部の最高気温が33・5度の真夏日、昨年の51回大会も同じく26・6度の夏日になるまで気温が上昇した。

 暑さ対策の観点から、今年は10㌔のスタートを1時間25分早めて午前8時30分、30㌔は30分早めて同9時号砲に変更する。前回、周回方式で開催された10㌔は、30㌔のコースを途中で折り返す形に変わった。

 ゲストランナーは、ニューイヤー駅伝常連で毎年、釧路で合宿を組んでいる実業団の小森コーポレーションの選手が昨年に引き続いて、今年も参戦する。2011年から参加している川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)は、パリ五輪マラソン競技(8月10日)の日本代表補欠に選ばれたため、出場は見送ることになった。

 種目は30㌔、10㌔、3㌔、親子で走ろう3㌔、30㌔ウオーク15㌔ウオーク。年齢制限がある種目もある。出場申し込みは6月7日まで。ランネット(インターネット)による申し込みのみ。QRコードを読み取ることでもアクセス可能。問い合わせは同実行委事務局0154(31)1230か大会ホームページへ。

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