開会であいさつする姥谷会長（前列中央）

【新冠】町老人クラブ連合会（姥谷完治会長）の第54回総会が11日、本町多目的交流センターで開かれ、令和６年度事業計画などを承認した。

　同連合会は町内20の老人クラブ（会員７３３人）で構成。各単会との連携を図りながら、各種スポーツ大会や文化活動、研修会、健康増進、社会奉仕活動などに取り組んでいる。

　姥谷会長は「予定通りの行事が開催されてきたが参加人数が若干少なかった。女性部のお楽しみ会には大勢の参加があった。本日は、５年度を振り返り、６年度の皆さんが健康で過ごせる行事などの審議をお願いしたい」と開会あいさつ。

　来賓の鳴海修司町長は「“誰もがつながり、共に支え合い安心して暮らせる福祉のまち新冠”を基本理念とする新冠町地域福祉計画と地域福祉実践計画を社協と共同で策定。高齢者をはじめ町民誰もが役割を持ち、支え合うことで孤立せずに、その人らしい生活が送ることができる地域社会を念頭に社協と共に地域福祉に取り組みます。住みよいまちづくりのために協力をお願いしたい」、鎌田盛行町社協会長は「社協の事業も老連の多くの方々の協力を得ながら推進されていることに感謝する。本年度からスタートする福祉計画を町と社協が連携し進めていきますので、皆さんの協力をお願いしたい。まだまだ人生長いと思いますので、健康に留意され地域や町老連として活躍することを期待したい」とそれぞれ話した。

　６年度は①在宅福祉を支える友愛活動の推進②組織の活性化③老人クラブ連合会事業への参加④社会奉仕活動の推進⑤健康増進事業の推進⑥女性部活動の推進―を柱に、スポーツやパークゴルフ大会、芸能発表会、親睦旅行、交通安全・健康づくり事業、女性部おたのしみ会、広報誌「やんぐおーるど」発行などを予定している。