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十勝毎日新聞

僧侶カフェで心軽くして 宮大工企画、宗派超え25日【帯広】

会場のカフェで来場を呼び掛ける僧侶ら。前列左から2人目が織田住職、後列中央が菅原さん

 十勝管内の宮大工と僧侶によるイベント「僧侶カフェ」が25日、帯広市西1南9のカフェバー・チルで開かれる。僧侶との対話を通して心が軽くなるような穏やかな時間を過ごしてもらい、仏教や寺院、僧侶を身近に感じてもらうことが目的。2016年に始めたがコロナ禍で中断しており、4年ぶりに再開する。

 16年に始めたきっかけは、市内の宮大工の菅原雅重さん(48)が、座禅会などの取り組みをしていた十勝山永祥寺の織田秀道住職(44)に声を掛けたことから。有志の輪が広がり曹洞宗や真言宗、浄土宗、浄土真宗の僧侶が集まり、コロナ禍前は計16回開いた。

 同様の取り組みは全国で行われているが、宗派の垣根を越えて集まる会は珍しいという。参加者の悩みなどに耳を傾けることは、僧侶にとっても研さんの場になり、各地にある寺院や僧侶の存在を身近に感じてもらう機会にもなる。当日は30~40代の僧侶8人ほどが迎える。

 新型コロナの流行は社会生活に大きな影響をもたらし、住民は不安や変化に直面した。コロナ禍を経ての再開に、織田さんは「家族や友人などには言えず、第三者だからこそ言えることもあると思う。癒やしや安寧に寄与する空間にしていきたい。気軽にコーヒーを飲みに来てもらえれば」と話している。

 参加費1000円(1ドリンク込み)。2部制で、午後5時からの1部は予約不要、同7時からの2部は予約制。問い合わせ・申し込みはイベントホームページから。

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