事故抑止へ指揮高める 新ひだか 静内署で交通安全出動式【新ひだか】
【新ひだか】「春の全国交通安全運動」(6~15日)前日の5日、静内警察署前駐車場で同署と新ひだか、新冠両町関係団体による出動式が開かれ、運動期間中の交通事故抑止に向け士気を高めた。
春の全国交通安全運動は、全国統一の活動重点として①こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践②歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行③自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守④飲酒運転の根絶⑤スピードダウンと全席シートベルト着用の徹底―の5点を掲げている。
出動式には静内署や新ひだか、新冠両町をはじめ、静内地区交通安全協会、新冠町交通安全協会などから約20人と車両7台が参加。
野村憲成署長は「新学期が始まるこの時期は、子どもの交通事故が増加する傾向にあります。交通事故に直結する悪質な交通違反の取り締まりを強化するなど署員が一丸となって交通事故防止の強化に取り組みたい。町民の方々が悲惨な交通事故の加害者、被害者にならないよう引き続き、皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつ。
続いて、静内地区交通安全協会の岡﨑猛会長は「これから行楽のシーズンに向け交通量の増加も予想され、関係機関と連携して交通事故防止に努めたい」と述べた。
最後に、パトカーや町交通安全啓発車両の7台にそれぞれ乗り込み、赤色回転灯を点灯し、市街地のパトロールと啓発に出動した。
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