25日から販売開始 「例年より美味しい」 平取産酒造好適米使用 びらとり純米酒・涼爛(すずらん)【平取】
【平取】町内の酒米「吟風(ぎんぷう)」を使った日本酒「びらとり純米酒・涼爛(すずらん)」が、25日から町内の6店舗で販売されている。今年度で4回目となり、今回はボトルの色が黒から淡いグリーンに変わった。ろ過や熱処理をしていない生原酒と熱処理済みの2種類。
「涼爛」は町内の農家、松原邦彦さんが収穫した平取産酒造好適米「吟風」を町が仕込みを小樽市の田中酒造に依頼して製造している。製品名の「涼爛」には、“冷酒にしても燗酒にしても美味しいお酒”という意味が込められている。アルコール15%。1800㍉㍑(3399円)は120本、720㍉㍑(1694円)は660本、300㍉㍑(798円)は500本の販売。
町内のフーズショップたき(荷菜、☎2・2845)、エフエルマートごうや(本町、☎2・3931)、松崎商店(二風谷、☎2・2601)、細川商店(貫気別、☎5・5013)、びらとり温泉ゆから(二風谷、☎2・3280)、JAびらとりAコープ(本町、☎2・2214)で取り扱っている。
また、11日から町内100本限定で純米生原酒「涼爛(ブルーボトル)」(720㍉㍑、3300円)が販売中。熱処理をしない超新鮮なふなくちタイプが特徴で、人気のため、ほぼ完売しているようだ。アルコール17~18%。
町まちづくり課の瀧直也さんは「今年度の酒米は農家さんの努力もあり質の良いものが収穫できた。例年より美味しいお酒にできあがっているので、多くの人に楽しんで飲んでいただきたい」とPRしている。
問い合わせは、役場まちづくり課(☎01457・2・2222)へ。
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