伊達の名産「藍」を活用し地域と交流を深める伊達高等養護学校(吉野隆宏校長)は、山下町の洋菓子店スイーツショップシャトン(西村聡美店長)とコラボし「藍のメレンゲクッキー」を商品化した。西村店長は「みんなに愛される伊達のお菓子になってほしい」と期待を込める。
3年目となる「藍でつながる伊達愛プロジェクト」の一環。昨年開業した西村さんが「地元の特産品を使った菓子を作りたい」と考えた。そんな時、同校で取り組む「藍まんじゅう」と藍パウダー(粉末)を知り、同プロジェクトで取り組むことになった。
菓子づくりに必要な藍パウダーは、同校が地元石材店・浪越石材(弄月町)から貸与された石臼でひいて作っている。
西村店長は「客で知り合いだった伊達養護の西川満先生の口利きや、藍パウダーは生徒達がひいてくれるなど助けられている」と感謝する。その上で、「以前から使っていた藍パウダーに比べて、色合いや香り、味が際立った」と喜ぶ。
試食した同校の佐々木海聖さん(1年)は「口いっぱいに藍の風味が広がっておいしかった」、高橋花乃さん(1年)は「サクサク、ふわっと香る藍の匂いがとても良い」と笑顔で話した。
1個150円(税込み)。2024年度からお菓子のセットとして、伊達市のふるさと納税返礼品に申請中。営業時間や休日情報はインスタグラムに掲載している。問い合わせは同店、携帯電話090・8902・8472へ。
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