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日高報知新聞

川井伸太郎さんが総合優勝 北海道日高装蹄師会 第30回装蹄競技大会【浦河】

単独造鉄競技でハンマーを打ちならす参加者たち

 北海道日高装蹄師会(門別尚省会長)主催の第30回装蹄競技大会が25日、浦河町西舎の日本中央競馬会日高育成総合施設軽種馬装蹄所で開かれ、3部門全てで1位を獲得した川井伸太郎さん(滋賀県)が総合優勝した。

 同大会は、競走馬の装蹄に必要な蹄鉄の作製の技術や、馬を見て装蹄するための判断能力を競う大会。会員の装削蹄技術の向上と連帯強化を目的に開催。

 競技は装蹄判断、単独造鉄、装蹄の3種目。鉄の延べ棒から蹄鉄を作り出し、馬を観察して装蹄の方針を決定し実馬に装蹄を行い、部門ごとに審査したうえで総合順位を決める。大会上位の成績を収めた選手は、毎年10月に栃木県で行われる全国大会へ出場する。

 今大会には地元浦河町のほか、日高町、苫小牧、千歳市、滋賀県の22歳~40歳までの若手技術者12人が出場(うち1人オープン参加)。3グループに分かれて装蹄判断競技、造鉄競技、装蹄競技に臨んだ。開会で門別会長は「日頃の成果を遺憾なく発揮してほしい」と呼び掛け、中村洸一さん(日高町)が選手宣誓をし競技が始まった。

 このうち、蹄鉄の元となる鉄の延べ棒〝3分6鉄桿(てっかん)〟を火炉(ほど)で真っ赤になるまで熱したものを、金床の上でハンマーを使って鍛錬する造鉄競技では、選手たちが制限時間内に手際よく造鉄し、技術を競っていた。

 大会結果は次の通り。

 ①川井伸太郎②岡本昴昌(浦河町)③武藤涼(千歳市)④黒田優輝(同)⑤尾崎智久(同)⑥元井悠貴(同)⑦茂貴紀(浦河町)⑧佐竹政人(同)

 ◇部門賞

 ▽装蹄判断 川井伸太郎

 ▽単独造鉄 川井伸太郎

 ▽装蹄 川井伸太郎

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