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日高報知新聞

4個人に奨励賞 浦河町文化スポーツ表彰 少年少女は25個人1団体【浦河】

町スポーツ奨励賞の受賞者(左から荻野さん、村下さん、浦川さん)。

 令和5年度浦河町文化スポーツ奨励賞表彰式(町・町教委主催)兼町少年少女文化・スポーツ奨励賞表彰式兼地域で子どもを守り育てる町民大会(町教委・町青少年健全育成協議会主催)が17日、総合文化会館で開かれた。スポーツ奨励賞は4個人、中学生以下の少年少女同は全道的に優秀な成績を収めた文化部門8個人、全道大会規模以上の大会で3位以内のスポーツ部門17個人1団体を表彰した。

 主催者の池田拓町長、浅野浩嗣教育長が文化やスポーツ分野で活躍した各受賞者をたたえ表彰。来賓の浦河町スポーツ協会菅真一会長が祝辞、受賞者代表でJSFエリートアカデミーの村下巧さんが「チームの監督やコーチ、家族、仲間のおかげ。毎日、汗を流し充実した日々を過ごしている。感謝を忘れず、スポーツを通じて恩返しをしたい」と述べた。

 このあとの町民大会では、高校生以下で活躍した町少年少女文化・スポーツ優秀者238人を紹介した。

こども110番ウォークラリーの取り組みを発表する浦河小PTA体育指導部の酒井さん

 子どもを守り育てる運動の実践事例発表では、浦河小学校PTA体育指導部の酒井俊部長が、昨年7月に児童と保護者45人が参加して地域の「こども110番の家」を周り防犯意識を高めたウォークラリーの取り組みを報告した。「校区内に登下校時に営業していない事業所も多く一般家庭の協力が大切」といった課題を示しながら、「何かあったときのため、110番の家がどこにあるか子どもたちに知ってもらえた」「PTAだけではなく、こども110番の家の人とコミニュケーションを図ることができた」「学校、地域、警察署などの協力のもと、地域をあらためて知る学びにつながった」「このような活動を行なうことで地域全体で子どもたちを見守る環境が少しでも広がっていくことに期待」と話した。

少年少女奨励賞の受賞者

 町文化スポーツ奨励賞受賞者と少年少女文化・スポーツ奨励賞受賞者、実績は次の通り。

 ◇町スポーツ奨励賞

 ▽阿部昭雄(浦河剣道連盟)=永年にわたり精力的に剣道の修練に精進を重ね、武道家と呼ぶにふさわしい崇高な人徳、剣道に対する情熱や積極的な姿勢は、他の者の模範とするところ。役員を退いた今もなお、陽少年の剣道指導に注力し各種大会で輝かしい成績を収めるなど、当町のスポーツ振興の発展に貢献。

 ▽荻野哲(浦河高校馬術部)=第57回全日本高等学校馬術競技大会北海道予選3位、同全日本大会出場。特別国民大会2023準優勝

 ▽村下巧(JSFエリートアカデミー)=第30回全日本スピードスケート距離別選手権大会ジュニア派遣選手選考部門1500㍍8位、第4回ユースオリンピック冬季競技大会日本代表選出。第47回全日本ジュニアスピードスケート選手権大会1500㍍2位、同団体追い抜き優勝

 ▽浦川迅(同)=第30回全日本スピードスケート距離別選手権大会ジュニア派遣選手選考部門500㍍優勝、第47回全日本ジュニアスピードスケート選手権大会500㍍5位

 ◇町少年少女文化奨励賞

 ▽齋藤琴乃(浦河第一中3年)=第56回受信環境クリーン図案コンクール北海道受信環境クリーン協会会長賞特選

 ▽武田愛美(同)=第56回受信環境クリーン図案コンクール入選

 ▽向井麻稀(同)=第56回受信環境クリーン図案コンクール奨励賞

 ▽榊原沙紀(同2年)=第38回全道中学生の税をテーマとしたポスター募集北海道知事賞入選

 ▽若林結菜(浦河小2年)=第17回ほっかいどうミュージックフェスティバル小学校1・2年生の部ピアノコンクール金賞

 ▽橋本莉桜(堺町小3年)=第14回日本バッハコンクール全国大会小学3・4年生A部門奨励賞

 ▽八十川光(浦河小5年)=北海道学び推進月間標語最優秀賞

 ▽齋藤有李(荻伏小1年)=第28回どうしん小学生新聞グランプリ特別賞

 ◇同少年少女スポーツ奨励賞

 ▽酒井夏羽(浦河第二中2年)=第44回全国中学校スケート大会スピードスケート競技女子500㍍5位

 ▽菊池優花(荻伏中3年)=第44回全国中学校スピードスケート大会スピードスケート競技女子1500㍍10位

 ▽中山隼(同2年)=第44回全国中学校スピードスケート大会スピードスケート競技男子500㍍8位

 ▽尾泉咲良(堺町小4年)=第54回南北海道小学校スピードスケート交歓記録会小4女子総合3位

 ▽加藤陽(同)=全日本ノービススピードスケート競技会500㍍6位、1000㍍6位

 ▽加藤輝(同2年)=第54回南北海道小学校スピードスケート交歓記録会小2男子総合1位

 ▽尾泉侑(同)=第54回南北海道小学校スピードスケート交歓記録会小2男子総合3位

 ▽清原光(浦河東部小6年)=第54回南北海道小学校スピードスケート交歓記録会小6男子500㍍2位

 ▽酒井律貴(同4年)=第54回南北海道小学校スピードスケート交歓記録会小4男子1500㍍2位

 ▽髙泉紗瑛(同)=全日本ノービススピードスケート競技会500㍍6位、1000㍍6位

 ▽久保結華(浦河第一中3年)=北海道中学校体育大会シングルス5位、全国大会出場

 ▽永坂美姿(同)=JOCジュニアオリンピックカップ第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会出場(北海道選抜女子選手)

 ▽橘盡己(同1年)=第5回北海道柔道少年団交流大会中学1年生男子の部3位

 ▽柳本蓮弐(荻伏中1年)=第5回北海道柔道少年団交流大会中学1年生男子の部準優勝

 ▽横山菜々(荻伏小6年)=第20回北海道小学生学年別柔道大会6年生女子40㌔以下級3位

 ▽冨菜心美(堺町小5年)=第20回北海道小学生学年別柔道大会5年生女子45㌔以下級3位

 ▽橘奏佑(荻伏保育所)=第5回北海道柔道少年団交流大会幼児の部3位

 ▽日高リトルシニア球団(※浦河町選手・川合黎、中川翼、古川悠雅、丸谷奏大、畑中瑛親)=2023ファイターズベースボールチャンピオンシップU―15優勝

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