大樹町にゆかりの深い、実業家の堀江貴文さん(51)=IST・インターステラテクノロジズ創業者=プロデュースの「大樹産食材を使用したふるさと納税の返礼品シリーズ」が始動した。第1弾として鮮度にこだわった高級イクラを発売、第2弾はツブ貝のだしを利かせたラーメンなどを予定している。軌道に乗れば畜産品や乳製品にも広げ、大樹の発信に一役買う。
堀江さんが主宰するオンラインサロンの会員で、東京・兵庫のケータリング会社経営三原一馬さん(40)が事業を担う。三原さんは昨年秋、現地法人「ビショクルfrom大樹町」を立ち上げ、町三条通18の食堂跡に会社兼工房を構えた。
堀江さんはロケット開発のISTの資金調達でもふるさと納税を活用してきた。今回、町や漁協などの協力を取り付け、関心のある食の分野で、ふるさと納税を活用した地域応援型のビジネスモデルを実践する。
第1弾の「至福のいくら」(400グラム、寄付額3万6000円)は、大樹で水揚げされたサケからその日のうちにイクラを取り出し、みそベースの調味液に漬ける鮮度第一の商品。ペットボトル容器に詰めており、そのまま、ごはんにかけて食べる。
第2弾の食材は、堀江さん、いち押しのエゾバイツブやトウダイツブ。重視するのは貝から取れるだし。ツブ貝のだしで作るラーメンは「スーパーうまい」(堀江さん)といい、総務省の許可が下り次第、デビューさせる予定だ。
堀江さんは「ツブはアヒージョにも使えるし、最近十勝でも水揚げされるブリは生ハムにしたら面白い。大樹は『宝の山』。豚肉の加工品やチーズの構想もある」と語る。
三原さんは「ケータリングのノウハウを生かして大樹の食を発信したい。全国の食材とコラボもできたら」と話している。問い合わせは三原さんのケータリング会社「セカンド・テーブル」(050・3155・1635)へ。
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