3年間支えてくれた人へ感謝 48人が学び舎巣立つ 新冠中で第50回卒業式【新冠】
【新冠】新冠中(曾田大祐校長、生徒128人)の第50回卒業式が15日、同校で行われ、2クラス48人の卒業生が3年間の思い出が詰まった学び舎を巣立った。
卒業生と在校生、教職員、来賓者、保護者などが出席した制限がない卒業式となった。
国歌、校歌を斉唱のあと、曾田校長が一人ひとりに卒業証書を手渡した。曾田校長は式辞で「君たちの良さは、どんな人も受け入れようとする寛大、寛容な心を持ち、思いやりがあり、人を責めたりせず、やさしさと仲間との深い絆で何事にも前向きな姿勢で取り組んでいけるところ。これから出会う他者にも価値ある存在として、新たな仲間を増やしながら豊かな人生に向けて歩みを進めてほしい」と述べ、「夢を叶えることは地道な毎日の積み重ねであり果敢にチャレンジしてほしい。人は決して一人では成長できない。壁を乗り越えるためには、切磋琢磨できる仲間が必要。新冠中で培った知識と自信と誇りを持ち、次のステージに向け胸を張って笑顔で旅立ち、新たに歩み始める世界で大いに活躍することを期待する」と激励した。
在校生の送る言葉で代表の益子桜さん(2年)が「いつも学校を引っ張ってくれた皆さんのように、これからは私たちが学校を引っ張っていきます。皆さんが築き上げてきた新冠中の伝統を受け継ぎ、さらに素晴らしいものにしていく」と感謝を込め、在校生全員で「空も飛べるはず」を合唱した。
卒業生代表の宮本実智さんは「今日まで私たちを身近で支えてくれた保護者、3年間、優しく時に厳しく見守ってくれた先生方、大きく成長することができました。これからも未熟な私たちを応援してください」と別れの言葉と、卒業生合唱「桜ノ雨」を歌った。
最後に全校生徒で「旅立ちの日に」を合唱し、晴れの日を祝った。
同校の卒業生はこれで3948人となった。
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