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室蘭民報

災害時も安心、火おこし挑戦 室工大生ら、地域交流イベント【室蘭】

Tシャツ作り、悩み相談も

協力しながらおこした火をうれしそうに見つめる親子

 室蘭工業大学カフェファンクラブはんもっく(太田錬代表)主催の地域交流イベント「はんもっくの日」が9日、水元町の同大学カフェTENTO(テント)で開かれ、親子らが火おこし体験やオリジナルTシャツ作りなどを楽しんだ。

 イベントは、「CroMen(クロメン)」という組織に所属する大学生や社会人とのコラボ企画。

 火おこし体験には、親子や学生ら8人が参加し、「災害時に材料が少ない中で、どうやって火を起こすか」をテーマに行った。3班に分かれ、マッチ棒とまき、紙を使って火おこしに挑戦。雪の上に棒のように丸めた紙を着火剤に、空気の通りが良くなるようにまきを組み、まきに火がつくと、「あったかいね」と暖をとっていた。

 登別市富岸小3年の工藤輝也君は「マッチで火をつけるのは、初めてだったけど、上手につけられて良かった」と話し、弟の奨也ちゃん(4)は「楽しい」と笑顔を見せた。母の和美さんは「子どもと一緒にこのような形で火をおこすのは初めて。マッチで火をつけられたことに(子どもの)成長を感じました」と目を細めた。

 火おこし後は、おこした火を使ってダッチオーブンで作ったポトフの試食会や、ドロッピングと呼ばれる絵の具を垂らして作品を制作する画法などを使ったオリジナルのTシャツ作り、中学生や高校生の進路の悩みなどを学生や社会人が実体験を踏まえて相談に乗るなど、参加者がそれぞれ交流を深めた。

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