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日高報知新聞

交通事故防止へ決意新たに 第54回えりも町交通安全住民大会【えりも】

大会宣言する20歳代表の菱沼さん

【えりも】第54回えりも町交通安全住民大会が4日、町福祉センターで開かれ、町内の職場と自治会、関係団体などから120人が参加して、「ストップ・ザ・交通事故~めざせ安全で安心な北海道~」への決意を新たにした。

 開会式で交通事故犠牲者へ1分間の黙とうを捧げた後、町交通安全運動推進委員会会長の大西正紀町長は、能登半島の地震・津波犠牲者に哀悼の意を表し「町内での交通事故死ゼロの記録は、令和4年の黄金トンネル内で発生した単独事故により321日でストップしたが、『交通事故を起こさない・遭わない・交通安全は家庭から』の意識を常に持ち続けよう」とあいさつ。

 星川茂生浦河警察署長は、管内の交通安全運動推進関係者の平素の交通事故抑制運動努力に敬意を表しつつ、北海道警察の「安全な北海道をめざしている」活動への一層の協力を要請。

 このあと交通安全推進委員会が永年無事故優良運転者で航空自衛隊支部の田宮茂旭隊員を表彰。町内の小中高生から応募があった「交通安全作文コンクール」では、特選者の大畑莉子さん(えりも小5年)、小林沙莱さん(同6年)、中野真翔君(えりも中2年)、佐藤那乃羽さん(えりも高1年)がそれぞれ受賞した。

新規交通安全旗と製作した諸橋さん

 交通安全旗新規デザインでは、諸橋鈴歌さん(庶野小6年)が、襟裳岬、サケ、コンブをモチーフにして描いたものが受賞し、ステージに展示された。

 特選受賞の交通安全作文発表は、大畑さん、小林さん、中野さんの3人が声高く朗しょうして、会場の拍手を浴びた。大会宣言は、20歳を迎えた菱沼雄斗さんが「常に思いやりと譲り合いの心をもって安全運転に努めます」と宣言し、満場の拍手で採択された。

 最後に、三谷秀樹町交通安全副会長が、交通事故の無い町を目指そうと参加者に協力を呼び掛けて大会を終えた。

 なお、令和5年度各種表彰では交通安全功労者として、斉藤友宏さんと坂田充さんが札幌方面交通安全協会長表彰、優良運転者として、大澤房雄さん、川村五月さん、成田まゆみさん、野阪ひとみさんが浦河地区交通安全協会連合会長表彰の受賞が報告された。

 席上の交通安全講話では、伊藤健太朗浦河署地域・交通課長が、道内における交通事故発生状況と、令和4年と5年に浦河署管内で発生した3件の交通死亡事故の概要を話し、慎重な運転を呼び掛けていた。

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