力いっぱい綱を引く子どもたち

　カルルス温泉冬まつり（同実行委員会主催）が２日、登別市のカルルス温泉サンライバスキー場で行われた。広大なゲレンデを舞台に多彩な企画が繰り広げられ、参加者が大きな歓声を上げた。

　時折強い風が吹く中、午前１０時の開始時間前には大勢の人が詰めかけた。オープニングイベントの雪中みかん拾いは、子どもの部と大人の部に分けて実施。参加した子どもたちはスタートの合図と同時にダッシュし、まかれたミカンをわれ先にと拾い集め周囲の笑顔を誘った。

　初の企画となる湯鬼神（ゆきじん）と子どもたちの綱引き対決では、子どもたちが「絶対に勝つぞ」と結束。最初は怖がっていた子どもたちも、対決が始まると力いっぱいに綱を引き、会場は拍手と歓声に包まれていた。

　雪球を鬼の的に投げ入れるストライクワン、雪上の特設コースでチャレンジするホールインワンなど次々とプログラムが行われた。

　まつりを締めくくる雪上もちまきが始まると、参加者は飛んで来たところをそのままキャッチしたり、拾って集めたりと、楽しい一日を過ごしていた。

歓声を上げて盛り上がる雪上もちまき