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室蘭民報

中小企業の人材確保へ 室蘭市が後押し【室蘭】

就職フェアを復活、SNSで魅力発信

人手不足解消へ就職フェアを復活させる=2019年度開催の様子

 室蘭市は2024年度、中小企業の人材確保に注力する。19年度を最後に中止していた就職フェアを復活開催するほか、交流サイト(SNS)でまちや企業の魅力を発信するなど、新たな雇用の場を創出する狙い。市内では業種を問わず人手不足が課題となっており、就職フェアなどを通して中小事業の人材確保を後押しする。 

 就職フェアは、18年度までようてい・西いぶり合同企業説明会、19年度は西いぶり地域合同企業説明会をそれぞれ開催してきた。主に西胆振を中心にさまざまな業種が集まった。19年度は35社がブースを設け、高校新卒から年配者まで62人の求職者へ業務内容ややりがいを紹介してきた。

 5年ぶりの開催となる今回は、新型コロナウイルスの影響が5類移行でなくなるとともに、人手不足から開催を求める声が寄せられたことから復活した。

 室蘭公共職業安定所によると、23年12月の月間有効求人数は、対前年同月比605人減の3371人。月間有効求職者数は同109人減の2364人。有効求人倍率は1・43倍で、104カ月連続で1倍を超えている。ただコロナ禍で働き手が離職し、人材不足が経営の喫緊の課題となっている業種が目立つ。

 就職フェアは、市内企業を対象に業種を問わず参加を呼びかける方針。夏場の開催を予定し、参加企業は30~40社を想定している。求職者は来春の高校卒業予定者や一般求職者など市内外から募る計画だ。

 市は地元への就職促進へ向けてUIJターン事業も推進する。協定締結企業のPR動画作成支援に加え、企業とタイアップしてSNSで魅力を発信する取り組みも新たに行う考え。現在23社と協定を締結しているほかに複数の相談が寄せられている。

 市は「人手不足が顕著になっており、若者に加え既卒者など即戦力を確保できる機会にしたい」としている。

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