３月１６日から無人化される桔梗駅

　ＪＲ北海道は２８日、３月１５日の営業終了をもって函館線・桔梗駅の駅員配置を終了し、翌１６日から無人化すると発表した。

　同駅は１９０２年１２月に函館（初代）―本郷（現新函館北斗）間の開通に合わせて開業。２０２２年度の乗車人数は１日平均の利用者数は２０７人。

　日曜祝日を除く午前７時１０分から午後４時半まで駅員が配置され、窓口業務などを行ってきたが、３月１６日のダイヤ改正に合わせ、函館駅から新函館北斗駅の間に交通系ＩＣ乗車券「Ｋｉｔａｃａ」導入に伴い、同駅にもＩＣ乗車券専用の自動改札機が設置されることから、人件費削減のため無人化する。

　同駅から交通系ＩＣ乗車券を利用せず、函館方面や新函館北斗以北の交通系ＩＣ乗車券エリア外の駅へ向かう際は、はこだてライナーの場合は車掌に申告し車内で清算するか、ワンマン列車の場合は乗車時に整理券を取り、下車駅が有人駅の場合は窓口、無人駅の場合は運賃箱へ整理券とともに運賃を投入する。

　特急券を含めた乗車券や定期券は、五稜郭駅や七飯駅で引き続き購入できる。