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室蘭民報

登別推奨認定、新たに2品 “究極のマルゲリータ”と“手作りバウムクーヘン”【登別】

推奨品の認定証を持つ大坂代表(右から2人目)と木村調理部長(同3人目)

 登別ブランド推進協議会(小川昌宏会長)は21日、登別ブランド推奨品として、登別温泉町でピザ店を運営するASTRA合同会社(大坂大貴代表)の「究極のマルゲリータ」と、登別グランドホテル(中牧昇一代表取締役社長)の「手作りバウムクーヘン」を新たに認定した。

 同協議会は、厳正な審査を通過した地元産加工食品を、登別ブランド推奨品として認定。推奨認定マーク「鬼のイチオシ」を使用できるほか、販売促進や販路開拓などで重点的に支援される。今回の認定を含め、総数は16事業者33商品。

 「究極のマルゲリータ」(税込み2千円)は、道産チーズや市内の就労継続支援施設「月とらいおん」で育てた100%登別産バジル、イタリア産小麦粉と道産小麦粉を独自配合でブレンドした生地など、原料にこだわった冷凍ピザ。

 大坂代表は「生産者にとっても自分たちが関わったものが認定されたということはうれしいと思う。みんなで頑張ってきたものが一つの形にできた」と喜んだ。

 「手作りバウムクーヘン」(1026円)は、登別グランドホテルのディナーバイキングで提供されている人気の焼き菓子を、宿泊客の要望を受けて土産・贈答用にした商品。原料には登別ブランド推奨品の「のぼりべつ牛乳」のほか道産の卵や小麦粉を使っている。

 同ホテルの木村雅之調理部部長は「登別温泉のホテルでは初めて推奨品の認定を受けた事業者となり、名誉なこと。オリジナル商品はまだあるので、今後も推奨品に選ばれるよう開発していきたい」と抱負を話した。

 認定証を手渡した小川会長は「販路拡大、商売繁盛につなげていきたい」。来賓の小笠原春一市長は「これから登別の顔になると私たちも自負している。世界に発信していきたい」と意気込みを述べた。

 このほか「元祖たらこキムチ 登別たらこ地獄漬」(貴泉堂農水産部温泉市場)、「のぼりべつエゾシカ大和煮」(伊奈不動産)、「同味噌煮」(同)、「のぼりべつ地獄味めぐり・ほっけ」(丸勝水産)、「北海道熊笹そば」(北海道熊笹本舗大黒屋民芸店)の4事業者5商品が再認定を受けた。

 登別ブランド推奨品は、各事業所や登別中央ショッピングセンター・アーニス1階のブランドショップで販売している。

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