赤々と燃える炎連なる・北の天文字焼き2024【名寄】
第33回「北の天文字焼き2024」が、10日午後6時から名寄市旭東の通称「太陽の丘」で点火された。今年は4年ぶりにフルバージョンでの開催となり、赤々と連なる炎で「天」の文字が浮かび上がるとともに、花火が打ち上げられ、真冬の丘と夜空を鮮やかに彩った。
同実行委員会(横澤博委員長)が主催。「北の天文字焼き」は1989年にスタートした郷土の火祭りで、北北海道14市町村(当時)と天塩岳を線で結ぶことで「天」の文字が出来上がることに由来。2011年で一時休止されたが、14年に復活。17年にはギネス世界記録に挑戦し、燃焼装置(ドラム缶)の数で火文字の大きさ世界一に認定された。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で21年は中止。22、23年は感染症拡大防止を考慮し、ドラム缶配置などの作業人員を縮小、点火作業は地元在住者に限定。天文字由来の15地点に3地点(天塩町、西興部村、興部町)を加えた18地点に相当する箇所にドラム缶を3個ずつ設置し、星座のように「天」の文字を書いた。
今年は4年ぶりに例年通りのドラム缶270個を配置し、縦220m、横150mのフルバージョンで開催となり、実行委員35人をはじめ、スタッフ延べ約200人が協力した。
点火作業は公募による点火プレゼンターらで行われ、ドラム缶に火が入ると、「天」の文字が徐々に浮かび上がり、赤々と燃える炎が連なった。全てのドラム缶から炎が上がり、「天」の文字が完成するとともに、花火が続々と打ち上げられた。
天文字と打ち上げ花火による美しい炎のコラボレーションが繰り広げられ、真冬の丘と夜空を鮮やかに彩り、多くの観衆の目を楽しませていた。
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