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苫小牧民報

「みんな食べて」 苫総経生と三星 アイデア詰まったコラボ品第2弾

苫小牧市糸井のパン菓子製造三星と、苫小牧総合経済高校の流通経済科3年生(38人)が共同開発したお菓子が相次いで商品化される。今年度授業の取り組み第2弾で、ハスカップヴィクトリアケーキ(2400円)と、シマエナガを模したマドレーヌ「まどえなが」(180円)。生徒たちは商品の完成を喜び、「みんなに食べてもらいたい」と呼び掛けている。

予約を受け付け中のハスカップヴィクトリアケーキ

 ハスカップヴィクトリアケーキは、野口莉乃さん、工藤詩藍さん、齊藤望心さん、出口綾乃さんが考えた。商品化はプレゼンテーションで高い評価を得る必要がある中、4人は「かぶらないケーキを」とインターネットで調べ、英国発のヴィクトリアケーキを採用することに。苫小牧らしさを出すため特産品のハスカップを使うことで、地域への愛着などを表現した。

 当初の試作段階はバタークリームを使い、甘さたっぷりで「年配向けだった」と振り返る。同社が商品化に向けて生クリームを使うことにし、生徒たちも「やっぱりプロが作ると違う」と納得。ハスカップジャムをサンドし、イチゴやブルーベリーをあしらった。

 28日まで予約を受け付け、2月2~4日に商品を引き渡すほか、市内では糸井本店、見山、中央、新開、沼ノ端各店で店頭販売も行う。

     ◇

 まどえながは、矢内凛さん、石田心花さん、谷地ゆうのさん、若林弥夏さんが考案。「全世代にかわいいと思ってもらえる」とシマエナガに着目し、焼き菓子の商品化を試行錯誤。まん丸のシマエナガを連想させるように、丸いカップに入ったマドレーヌをホワイトチョコでコーティングし、顔や羽をチョコレートで描くアイデアを出した。

 3人で商品のお披露目に立ち会い、とてもかわいい仕上がりと甘さ控えめで飽きない味わいに「みんながおいしく食べられる。でもかわい過ぎて、食べるのがもったいない」と笑顔。つぶらな瞳は「チョコペン」で描くため、同社も一つずつ手作りで大量生産は難しいため、2月2~12日に糸井本店、新開店、沼ノ端店で数量限定販売とする。

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 また、昨年11月に今年度取り組みの第1弾として限定販売した焼き菓子フロランタン「フロラっこベリー」(160円)も2月2~12日、市内の全14店で販売する予定。同社は「生徒たちのアイデアはうちの技術、開発にはない発想ばかり。本格レギュラー化も目指したい」としている。

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