イルミネーションで彩られたスケートリンク

　釧路の厳しい冬を盛り上げる一大イベント「くしろウインターパーク２０２４」（同実行委主催）が２０日午後３時開幕する。今年は会場を市観光国際交流センター前庭に変更したほか、リンクの大きさなどをグレードアップしており、実行委員長を務める中島仁実さんは「たくさんの人に冬の釧路を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。

　今年の開催期間は２月１２日までで、毎週金、土、日曜と祝日を合わせた１２回を予定している。開場時間は金曜が午後５時～同８時、土、日、祝日は同３時～同８時。会場には３０㍍×１６・５㍍のスケートリンク、全長３６０㍍の周遊型スケートリンク、１０分３００円で乗り放題のアイススライダー、約７万球を使用したイルミネーションの装飾を常設する。

　また、炉端焼きなど地場産品を楽しむことができる飲食ブースが設置されるほか、日替わりで長靴アイスホッケーの体験会や氷上綱引き、アウトドア専門店「ＥＨＡＢ」によるアウトドアイベントなども行われる。

　中島委員長は「会場も新しくなり、自分たちができるベストは尽くした。民間や教育関係、行政などが一丸となって作り上げたイベントなので、ぜひ多くの人たちに楽しんでもらいたい」と話している。

　２０日は午後６時からイルミネーション点灯式が行われ、同６時３０分からは長靴アイスホッケーのエキシビションマッチを実施する。貸しスケートは１日５００円。会場への入場は無料でリンクの滑走料は大人１８００円、中高生１４００円、小学生以下１２００円だが、釧路管内在住者は半額となる。