「鬼まちペイ」登録店舗募集 登別で初のデジタル商品券【登別】
キャッシュレス決済普及 市内4カ所で説明会実施
登別市初のプレミアム付きデジタル商品券「鬼まちペイ」の登録店舗の募集が、18日から始まった。事業主体で市や登別商工会議所などで組織する発行事業実行委員会は、店舗向けの募集説明会を市内4カ所で行う予定で、キャッシュレス決済の普及にも努める。
プレミアム付き商品券の発行は、エネルギー・食料品価格などの物価高騰への対策。室蘭市の「らんらんペイ」など、近隣市町村でもデジタル化が進んでいることから、スマートフォン(スマホ)で決済するデジタル商品券とした。
登別市民を対象に、6千円分の商品券を5千円で販売する。市内登録店舗全てで使用できる赤鬼ペイ4千円分と、市内に本社や本店などがある店舗で使用可能な青鬼ペイ2千円分の組み合わせ。発行総額は3億6千万円。使用期間は4月上旬から2カ月程度。
デジタル券に印字されているQRコードをスマホで読み取ると、専用のアプリに鬼まちペイが入金され、使用できるようになる。紙券も発行し、印字されているQRコードを店舗側のスマホで読み取ることで使用できる。
事業実施に当たり、実行委は登録店舗の募集を開始する。期間は第1次募集が2月9日、第2次募集は3月29日まで。鬼まちペイの購入申請の受け付けは2月中旬から行う予定で、2次募集での申し込みの場合、登録店舗一覧表などへの掲載が遅れる可能性がある。
また、決済の流れやデジタル商品券の仕組みを解説する店舗向けの説明を、24日午前10時半から鉄南ふれあいセンター、25日同から鷲別コミュニティセンター、29日午後1時からコミュニティセンター泉和園、30日午前10時半から観光交流センターヌプルで開く。
実行委では、初めてのデジタル商品券発行に当たり、紙券の裏面に残高を記入できるメモ欄を付けたり、店舗側へ数量限定でスマホを貸し出したり、コールセンターを開設するなど、スムーズな運用に備える。
問い合わせは実行委事務局の市観光経済部商工労政グループ、電話0143・85局2171番へ。
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