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日高報知新聞

手づくりの自慢の味競う えりも町 第58回つけものコンクール【えりも】

一品一品を試食しながら慎重に審査する審査員

【えりも】古里の懐かしい味、おふくろの味を守り伝える「第58回つけものコンクール」が8日、町福祉センターで開かれ、町内の主婦ら16人が手づくりの自慢の味を持ち寄って競いあった。町女性団体連絡協議会(川﨑尚子会長)が主催し町教委が後援。

 川﨑会長は「昨年秋のサケが大不漁のなか、58回目の開催ができ、多くの品目の出品があったことに安堵している。昨年6月に発足した町文化財保存活用地域計画策定協議会の食文化部会では、12月に秋サケとコンブを使ったいずしを仕込み、その試食会を今月22日に行う。これからも1品でも多くの出品を期待する。審査員各位は、審査と”えりもの家庭の味”を楽しんでほしい」とあいさつ。

 審査員は、大西正紀町長、川上松美教育長、日高振興局の宮﨑義光産業振興部長、根本和宣農務課長、日高教育局の影山英明社会教育指導班主査、えりも漁協の住野谷張貴専務理事、日高地区漁協女性部連絡協議会の坂本いづみ会長ら16人。

 審査は、いずし(サケ)の部など6部門48品を3グループに分かれ5~6人ずつの審査員が茶で味覚を整えながら、「味」「香り」「見栄え」などを1品ずつ慎重に試食し、最後に6人の審査員が各部門ごとに、出品数に応じた入賞順位を決めた。

 入賞者の表彰後には、審査員と出品者らが昼食を兼ねてつけものを試食しながら交流した。

 各部門の入賞者は次の通り。

 ▽大根の部 ①渡部千鳥②金由美子

 ▽かす漬け ①能登貞子

 ▽工夫の部 ①芳賀寿子②銅谷信子③渋田利江

 ▽即席の部 ①工藤幸子②前田亜以③神林邦仁子

 ▽いずし(サケ)の部 ①高橋星子②川﨑舞子

 ▽いずし(その他)の部 ①渡部千鳥②銅谷信子

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