交通安全を祈願する野上会長と安協役員

【新ひだか】町静内交通安全協会主催の交通安全祈願祭が10日夜、静内神社で行われ、交通安全団体関係者が出席して事故の無い安全で安心な１年を祈願した。

　静内警察署管内（新ひだか、新冠両町）の昨年の人身交通事故発生件数は19件（前年比13件減）、死者０人（同増減ゼロ）、負傷者20人（同23人減）で、発生件数、負傷者数は大幅に減少し、死者数はゼロだった。昨年の道内の交通事故死亡者数は、１３１人（前年比16人増）となった。

　この日は、野上郷志会長や千葉則幸静内警察署長、静内地区交通安全協会の岡崎猛会長ら15人が出席。山田一孝宮司の祈とう後、野上会長らが祭壇に玉ぐしを捧げて今年１年の交通安全を祈願した。新ひだか町では、９日現在１５２０日の交通事故死ゼロを継続している。

　野上会長は「今年１年、交通事故死ゼロを継続するために皆さんの協力をお願いしたい。町民の各種行事では、各関係団体と連携しながら啓発活動を強化していきたい」と話していた。