登別市幌別町の納豆製造業・道南平塚食品(平塚正雄代表取締役)の「北海道の大粒くま納豆」が、11月に長野県で開催された第27回全国納豆鑑評会で優秀賞となる「全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞」を受賞した。今回で9回目となる入賞に平塚代表取締役(66)は「毎日試行錯誤しながら納豆づくりを行っている。苦労した分、結果が出て大変うれしい」と喜んでいる。
鑑評会は全国納豆協同組合連合会(東京)が主催。全国69メーカーが180点を出品した。研究者、文化人、食品・省庁関係者など15人の審査員が、外観、香り、味・食感の3項目に点数を付けた。
大粒・中粒部門(56点)に出品した「北海道の大粒くま納豆」は昨年販売を開始。大粒で甘みのある道産の大豆「とよまさり」を使用し、柔らかく、ふっくらとした炊き方にこだわった。パッケージは札幌のデザイナーに依頼し、かわいらしいクマが描かれている。
3パックで216円(税込み)とリーズナブルな価格設定で、大粒で高級志向の「豆の文志郎 鹿角納豆」「ブルース納豆」との差別化も図っている。
同社に隣接する直営店の納豆専門店「豆の文志郎」で販売。パッケージには受賞を知らせるシールを貼っている。問い合わせはフリーダイヤル0120・08・7210へ。
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