レクリエーションや昼食 浦河町老人と共に歩む会 愛の会「クリスマス会」【浦河】
浦河町老人と共に歩む会(神原敏子会長)の託老事業「愛の会クリスマス会」が16日、町社協会議室で開かれ、約20人のひとり暮らしをする高齢者がボランティアとともにレクリエーションと昼食を楽しんだ。
高齢者を介護する家族や賛同者が集い1995年(平成7年)に設立した同会は、2002年から町社協で「愛の会」を毎月第3土曜に開催している。2年間は新型コロナの影響で中止を余儀なくされたが、パーテーションなどを使用し感染予防に努めながら今年は12回開催した。
この日はラジオ体操など体を動かす体操や、笑いを取り入れた体操を行ったあと〝竹ちゃん〟こと竹内雅文さんが「きよしこの夜」や「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスの歌のほか、オリジナルソング「心からありがとう~うららんかわたんへ贈る歌~」など6曲を参加者たちと一緒に歌ったり、歩む会の会員たちとゲームで交流した。
昼食はまぜご飯や酢の物などのメニューに舌鼓を打ち、会話をしながら楽しい時を過ごした。
神原会長は「老人クラブへ参加できないひとり暮らしの人たちが、送迎がある『愛の会』を楽しみにして来てくれている。ここに来たら明るくなれるなどの声を聞き、私たちのやりがいにつながっている。会員たちも70代後半が多く、声を掛け合い、慰めあうことで互いに元気をもらっている」と話した。
歩む会では会員とボランティアを募集している。興味がある人や、「愛の会」に参加したい高齢者の見学は、事前に町社協内の事務局(☎0146・22・6800)へ。
来年の第1回目は1月20日を予定している。
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