来場者数５０万人目となった修平さん（右から２人目）と菜摘さん（同３人目）

東京在住・小山さん夫妻に記念品

　白老町若草町の白老駅北観光商業ゾーン（ポロトミンタラ）の観光インフォメーションセンターは１７日、来場者５０万人を達成した。同日に記念セレモニーがあり、５０万人目の東京都町田市の会社員小山修平さん（３１）と妻菜摘さん（２８）に記念品が贈られた。

　セレモニーでは、指定管理者で白老観光協会の福田茂穂会長が「皆さまに愛され、多くの方々に利用されるような施設を目指し、なお一層の観光情報発信、交流の拠点・施設としてまい進していく」とあいさつ。

　大塩英男町長が額入りのミニルウンペ（アイヌ民族の伝統的な衣装）、福田会長が虎杖浜産たらこや白老産ビーフハンバーグなど特産品詰め合わせセット（１万円相当）を記念品として小山さん夫妻に贈った。

　観光で初めて白老を訪れたという２人。修平さんは「立ち寄っただけでこんなにも祝っていただき、うれしい。（白老が）結構好きになった」と笑顔。菜摘さんは「ウポポイのおかげで観光が盛り上がっているという印象を受けた」と喜んだ。

　大塩町長は取材に「今後も観光協会と連携し、もっと皆さまに感動を与えられる施設づくりにまい進したい」と述べた。

　同センターは２０２０年度４月１日に開業。来場者数は２０年度１４万２６４人、２１年度８万７７４２人、２２年度１５万２５６１人と推移。２３年度は１６日現在で１１万９２３３人。

　同センターでは５０万人達成を記念し、１９～２４日にソフトクリーム（税込み３５０円）とコーヒー（ホット・アイス、同２００円）がそれぞれ１００円引きになるセールを開催する。