校名「白蘭学園」に 来年3月に正式決定、白鳥台の義務教育学校【室蘭】
2025年4月に開校を予定している白鳥台地区の義務教育学校の校名が「白蘭学園」に決まった。11日夜に開かれた第4回白鳥台地区みんなでつくる義務教育推進協議会で、出席した約20人の委員から承認を得た。
校名は白鳥台地区限定で募集し、56人から47案が集まった。11月9日にあった校名・校歌・校章等検討小部会で「白蘭」「本室蘭」「白鳥」の3案に絞られた。白蘭小児童と本室蘭中生徒で投票を行い、いずれも過半数に満たず「白蘭」と「本室蘭」の2案で再度投票を実施。「白蘭」が160票、「本室蘭」が104票だった。
「白蘭」には「統合する各校の伝統を残しつつ新たに真っ白な気持ちで一歩踏み出してほしい」「白蘭の歴史が浅く、再スタートの意味で名前を引き継いでほしい」との思いが込められている。
伊藤博明教育長は「今後は校名にふさわしい義務教育学校になるよう中身を検討していく。引き続き納得のいく学校にしていきましょう」とあいさつしていた。
校名は後日、市教委へ推薦し、24年3月に開かれる第1回室蘭市議会定例会で学校設置条例改正の議決後、正式決定となる。
協議会の田村博文会長は「児童・生徒の意見が反映され、さらに白鳥台の白と本室蘭の蘭が入っていていい校名になった」、校名・校歌・校章等検討部会の児玉智明部会長は「多くの応募があり、地域の関心の高さがうかがえた。校名が決定して一安心」と述べていた。
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