子ども食堂の関係者（前列）と石桁会長（後列右から２人目）ら

　生命保険協会函館協会（加盟１５社、会長・石桁健司明治安田生命函館支社長）は５日、函館市内の子ども食堂を運営する８団体に支援金を贈呈した。

　子ども食堂への支援は同協会の新規事業。少子化対策や小中高生への社会貢献活動として、函館市社会福祉協議会を通じて寄付した。

　寄付した先は、はこだてこども食堂（本通１）、にこにこ子ども食堂（元町）、函館てらこや（梁川町）、元気もりもり食堂（桔梗１）、ほんわか子供食堂（大川町）、おなかいっぱい子ども食堂（亀田本町）、あしおれんハコダテ（千歳町など）、ＰＥＡＣＥ＆ＳＭＩＬＥこども食堂（千代台町）。支援金は各団体に１万円ずつ。

　市総合福祉センターで開かれた贈呈式には４団体の代表やスタッフが出席。石桁会長は「子どもたちが明るく元気に健やかに育つことは社会を支えることになる。協会として役に立ちたい」とあいさつし、目録を手渡した。

　市社協の大槻寅男会長は同協会に感謝し、子ども食堂側に「子どもたちに温かい食事と楽しい時間を提供してほしい」と話した。子ども食堂の関係者らは「食材や燃料費が高くなっているのでありがたい」などと感謝していた。