田鍋祭典委員長（左）と髙井実行委員長が当選者を決定したりんごめぐり抽選会

　第４７回そうべつりんごまつり「そうべつりんごめぐり」の抽選会が１１月３０日、滝之町の地域のあそびばミナミナで行われた。町によると２４日の応募締め切りまでに５７４件の応募があり、うち道外からは１３２件寄せられた。スタンプラリーの参加者は１千人を超えた。

　抽選は祭典委員長（田鍋敏也壮瞥町長）と実行委員長（髙井一英ＪＡとうや湖組合長）が交互に抽選箱の中から応募用紙を取り出し、当選者を決定。目玉のペア宿泊券は７９人の応募があり、神奈川県横浜市の方に決まった。

　今回のそうべつりんごまつりは１０月２０日から１１月１９日までの期間、「そうべつりんごめぐり」と題し初めてスタンプラリー形式で実施された。同まつりの経済効果は２４０万円、２０１９年度より２割アップした。関連グッズや町内消費などにも効果があったとしている。

　祭典委員長の田鍋町長は「新たな試みで一定の効果があった。町としては必要な支援をしていきたい」と評価。髙井実行委員長は「全国からたくさんの人が来てくれた。木下ひなたさんを呼んでのまつりは良かった。改善点を検証してできる方法を考えていく」と述べた。