イオン北海道(札幌市)は、帯広南商業高校クッキング部(東井咲詠部長、18人)とサンマルコ食品(札幌市)が共同開発した「ゆりねと小豆のコロッケ」を25、26の両日、全道のイオン37店で販売する。イオン帯広店などでは23、24の両日も販売する。全道6高校と進めるイオン道産デー企画の一環で、十勝の高校とのコラボは初。
同企画は地域連携や高校生応援の一環で2017年に1校からスタートし、断続的に実施。今年は帯南商高など道内6高校が参加した。同部はこれまでも数多くの大会などで活躍。サンマルコ食品は「男爵コロッケ」などで知られる冷凍食品製造会社。同部が今春にイオン側から依頼を受けてレシピ開発し、サンマルコと試作や改良を重ねた。
イオン北海道によると、蒸したユリ根にゆでた小豆を混ぜたジャガイモベースのコロッケ。1個128円(税別)。同部顧問の松原明香教諭は「素材のほんのりした甘さが感じられる商品。幕別の特産の一つユリ根、十勝を代表する小豆を前面に出したメニューを通じ、全道の人に十勝を知ってほしいとの思いで、3年生を中心に開発した」と話していた。
同商品は23~26日、イオン帯広店と十勝管内のマックスバリュ全7店で販売する。25、26の両日は帯南商高を含め、6校のコロッケがイオン帯広店で買える。他は「ガパオ風」(紋別高)、「らむチー」(苫小牧総合経済高)など。
23日の一部の時間、帯南商高クッキング部の生徒がイオン帯広店などで店頭に立ち、商品PRをする予定。
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