海面養殖サーモン水揚げ 実証実験2年目【釧路市】
釧路港副港で実証実験を行っている海面養殖のトラウトサーモンが17日、初水揚げされた。
実証実験は、釧路市養殖事業調査研究協議会(会長・檜森重樹釧路水産協会専務理事)が、水産商社ニチモウ(東京)の協力で昨年から実施。1年目はギンザケに取り組んだ。
今年度は夏でも涼しい釧路の特性を生かし、全国で出荷がない時期に生食用のトラウトサーモンを販売することに挑戦。5月25日に海面のいけすへ平均0・6㌔サイズの中間種苗4800匹を投入し、2・5㌔ほどに成長した魚を8~9月にかけて水揚げする計画だった。しかし、今年は9月に水温23・9度を記録するなど異常気象に見舞われ、餌の投入を制限するなどしたことから期待通りに成長が進まず、水揚げが遅れた。
水揚げは今月下旬ごろまで行い、市内のスーパーや釧路和商市場などで販売する予定。
ブランドネーミング くしろ茜サーモン
同協議会では釧路の養殖サーモンをブランド化するためネーミングを募集。646人から1450点の応募があり、釧路の夕日をイメージする「くしろ茜サーモン」が選ばれた。
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