演奏を披露する様似中吹奏楽部員たち

【様似】様似中学校吹奏楽部（亀山南海部長）の第11回定期演奏会が11日、同校体育館で開かれ、訪れた保護者や地域住民らに部員14人が日頃の練習の成果を披露した。

　吹奏楽部は３年生６人、２年生５人、１年生３人の計14人が在籍。今年度は６月に旧様似駅でのイベントや、８月に苫小牧市で開かれた第68回日胆地区吹奏楽コンクール、アポイの火まつり、新冠町で行われた第44回日高管内吹奏楽祭などで演奏活動を行った。

　プログラムは、「エールマーチ」から第一部が開幕し、吹奏楽コンクール日胆地区大会で演奏したバレエ組曲「青銅の騎士」など４曲を発表。

　第二部は「ふるさと」から始まり、各楽器のソロパートもある「Ｓｉｎｇ　Ｓｉｎｇ　Ｓｉｎｇ」や「ミックスナッツ」「学園天国」など６曲を披露し、軽快なメロディーで会場を盛り上げた。

　亀山部長（３年）は「今年度の吹奏楽部は『一笑懸命』をスローガンとし、７年ぶりに日胆地区吹奏楽コンクール大会に出場するなど、今年から新型コロナも緩和され、たくさんの演奏機会をいただいた。いつも応援してくれている家族や友人、ＯＢ・ＯＧや先生方、そして地域の皆さんなどたくさんの人たちに支えられて今日を迎えることができた」と感謝した。